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10ハウスは人生・仕事・社会的立場を表す室|その意味と天体別の特徴を解説

ホロスコープ「10ハウス」が表すものとは?


社会という枠組みの中で、自分はどのような立ち位置を目指していくのか、気になっているのであれば10ハウスに注目してみて下さい。ホロスコープの頂点に位置しているハウスですから、仕事でのキャリアを築けるのかどうかだけでなく、人生の高みを上がった時に目の前に広がっている景色について、考えていくのに役立ちます。

もちろん、入る天体によってかなり色合いは違ってきますから、他の人にとっての正解と、自分にとっての正解はイコールではありません。現実的な人生コースを歩んでいく人もいれば、大きくはみ出していく人もいるからです。責任ある大人かつ公的な存在としてのあなたを見つけるためにも、天体別に詳しく解説していきましょう。

10ハウスに「太陽」が入っている人の性質は?


太陽は父親の象徴であるため、組織の中で頂点を目指すという縦社会ならではの仕組みについて、すんなり受け入れることができる性質があります。自分のやりたいことや人生の目的を仕事に上手に盛り込みながら、社会的な地位を高めていこうとするのです。精神的な価値よりも、物質的な価値を重んじる傾向があるため、プライベートを多少犠牲にすることも厭いません。

スタンドプレーに走ることなく、集団行動を意識し公的な活動を優先しますから、あなたの元にチャンスが巡ってくる機会が多いのです。仮にチャンスがなかったとしても、自ら作り出そうという意志が強いですから、ただ単に待ちの棚ボタを期待する気持ちはありません。自然と人を引っ張っていく立場になりやすく、リーダーの資質を高く評価され、高いステイタスを手に入れることも夢ではないのです。

10ハウスに「月」が入っている人の性質は?


月は母親の象徴であり、剛よりも従といったイメージがあります。一から新しい仕事を開拓するのは苦手ですが、社会の中で身近な人の中にお手本がいれば、それを真似ることで社会参加を果たしていく性質です。月には大衆の意味もあるので、人気商売に縁がありやすい人と言えます。

理屈ではなく、感情に訴えかけることが上手なので、女性や子どもをターゲットにした仕事では才能を発揮しやすくなります。地位やステイタスには弱いところがあり、高いポジションにいる人からの命令には逆らわず、ルーチン的な仕事をすることで感情の安定を図るタイプです。思い切った冒険はせず、昔ながらの年功序列といった形で地位を上げていくことに成功。特に女性の上司から気に入られ、引き立てを受けやすいですから、相手の懐に入り込んでいければ社会的立場が安定します。

10ハウスに「水星」が入っている人の性質は?


知識を象徴する水星が入ると、体力勝負ではなく知的な仕事で社会的な地位を築こうとします。好奇心旺盛でどんな職種にも首を突っ込もうとするので、頑固一徹でこの道一筋といった感じにはなりにくく、要領よく多彩なキャリアを獲得していける性質があるのです。

言語能力やコミュニケーション能力が高いため、言葉を扱うような文筆業やマスコミ関係では才能をいかんなく発揮し、自分の立ち位置を有利に確保することができます。ずっと変化がない環境にいると退屈するので、知的な刺激がもたらされる職場を求める傾向があり、活発な議論ができることで良いアイデアが湧いてきやすい人。ただし神経質なところがあるため、対人よりもデータや数字を扱っている方が楽と考える人も。情報収集にも長けていますから、細かで確かな分析力は周りから期待されています。

10ハウスに「金星」が入っている人の性質は?


好きなことを仕事にするのが自分の正義。そんな声が聞こえてきそうなのが、10ハウスに入る金星。嫌いなことは心がときめかないので、長く続けることができません。逆に好きなものさえ見つけられれば、それで社会的なステイタスや名声を得られることも楽しめる性質があるのです。

しかも金星は感受性を司りますから、感動するような社会体験を多くしていくことで、芸術的な感性を高めることができます。人から注目されるような社交性を発揮し、人脈を作っていくのも得意。上手に甘えられるので、周りからチャンスを与えられやすいのも特徴です。登場するだけで華やかな雰囲気を演出し、自分の魅力を最大に売り込むことができますから、自分そのものを商品にする人も。組織やグループ内で表看板的な役割を任されることで、キャリアを築いていける人になります。

10ハウスに「火星」が入っている人の性質は?


やる気とガッツがあれば、どんな地位も手に入れることができると、社会的な野心を燃やす10ハウスに火星です。自分にしかできないスキルを見せつけ、独力で良い立場や役割を獲得したい性質があります。スピード勝負なところがあり、周りと歩調を合わせてだらだら働くつもりはありません。

スタンドプレーが目立ちやすいタイプですが、仕事で競い合うことは健全だと考えますから、ライバルとの激しい競争があればあるほど燃えるのです。ただし、正面から向かっていくので根回しなどの小技は不得意。引き立てに期待はしていませんし、場合によっては上司にさえ遠慮なく向かっていきます。押しの強さが求められる営業などで才能を発揮。職人的な働き方が活きる部署で活躍し、「専門的なことならこの人に聞け」と言われるほど、現場の指導官としてのキャリアを築きます。

10ハウスに「木星」が入っている人の性質は?


大きく広げていく効果がある木星が10ハウスに入ると、社会に大きな影響力を持ち、公益的な利益をもたらす仕事で優位な立場を作る性質が強調されます。人の良さがあるため、どんな仕事を任されても基本引き受けるため、スキルやキャリアも拡大しやすいと言えるのです。

積極的に挑戦しなくても周りから出世のチャンスがもたらされやすく、人からのやっかみも受けにくいため、あれよあれよという間に高い地位に上り詰めることが可能。成功を約束されていることが多く、まさにラッキーという言葉が似合いますが、豊富な知識や教養があってこそ活躍の場を広げていけるのも特徴です。最近では仕事ができる能力が高くても、人間的な行いに問題があれば糾弾される世の中ですが、この人に限っては大丈夫と太鼓判を押されるほど、社会人の鑑といった立場に置かれます。

10ハウスに「土星」が入っている人の性質は?


長期的な視野で物事を考える土星ですから、一朝一夕で利益を出すのではなく、30年くらいの長いスパンの仕事に携わり実力を発揮します。秩序やルールを重んじますから、縦社会である組織に向いているため、堅実な手腕と弛まない努力によって、自分の確固たる地位を築いていく性質があるのです。

社会のために何ができるか、その使命感を強く持っているがゆえに、時に自分の楽しみを後回しにしても、身を粉にして働くストイックなタイプ。年齢を重ねるごとに安定感が出てきて、周りから頼られる存在となっていきます。真面目に自分を研鑽していくことで、人には到底手の届かない管理的な立場に就くことが多いです。一旦手に入れた地位を簡単には手放そうとしないため、革新的な人から見ると権力にしがみつく保守的な存在ですが、盤石なキャリアは揺るぎません。

10ハウスに「天王星」が入っている人の性質は?


人と同じは嫌で、オリジナリティを大切にする天王星。狭い地域や社会での枠組みに大人しく収まるタイプではありませんから、伝統や形式には囚われず自分らしい働き方や立場を追求していく性質があります。常に斬新なアイデアや発想を持ち、どうすれば息苦しい常識を覆すことができるのか、未来実験を仕事で試そうとするのです。

そのため旧態然とした組織には向かず、自分流の働き方によって社会に利益を還元することを目指す人。自由な社風でグローバルな展開をしている外資系には向き、世界とのネットワークを構築するような仕事で活躍できますが、基本地位や名誉位には興味がありません。ずっと同じところに縛られるのも嫌なので、早いうちから独立の機運を探っているのも特徴です。縦よりも横の繋がりによって、自分のスキルやキャリアを伸ばしていきます。

10ハウスに「海王星」が入っている人の性質は?


理想や夢のイメージに生きる海王星は、形ある立場や肩書きを求めないため、境界線が曖昧な立ち位置で働くことを好む性質があります。規則的な時間やルールからはみ出しやすいタイプで、会社員のようなルーチンの働き方に息苦しさを感じるため、イマジネーションで勝負する芸術関係、優れた霊感を活かしたスピリチュアルの分野で頭角を表しやすいです。

あるいは持ち前の博愛精神を活かし、献身的に尽くすような医療や福祉の現場で必要とされる人。利を追求する市場原理で淘汰されてしまいがちな職種にこそ、自分という存在が必要なのだと使命感を持って働ける職場では、損得抜きで身を捧げることを厭いません。基本10ハウスは社会の枠組みの中で発揮してこそのハウスですから、海王星が象徴する仕事を現実に上手く落とし込めれば、崇高な地位が約束されます

10ハウスに「冥王星」が入っている人の性質は?


根底から変えてしまう力がある冥王星が10ハウスにあると、仕事に携わることで死と再生を体験しやすい性質があります。業績の悪い企業をM&Aで解体したり、葬儀屋など死に直結するものや再生医療に関係する仕事に就く場合もあるのです。

いずれにしても常識を超える体験をしやすく、そのお陰で劇的に社会的な権力や立場を得ることも少なくありません。逆に裏の自分が望まない社会的な立ち位置に甘んじていると、表の自分から見て突然失ってしまったかのような、破壊的な出来事が起こりやすいのも事実です。過去の自分は死んだと思えるような経験がないと、真のカリスマ性や場を支配していく強い影響力は目覚めず、どこか燻ったままの人生になりかねません。早いうちに自分にピッタリな役割を見つけることで、大きなエネルギーの活かしどころを探しましょう。

ホロスコープ「10ハウス」の開運方法には何がある?


自分が属する社会というものを頭から否定し、なるべく責任を負いたくない理由から逃げる姿勢では、開運することは難しいと言わざるを得ません。社会が先にあるわけではなく、あなたという個人や他の個人が集まって形成されているのですから、そこを間違えると働くことさえ息苦しくなりかねないのです。

会社のため、組織のために役立たなければならない。そうしないと個人に価値がないと考えるのではなく、能動的なプレイヤーとなり持てる力を発揮することを意識してみて下さい。天体が入る人も、入っていない人でも10ハウスマターは人生に存在し、避けることはできません。こうなりたいと自分が頭に描いた大人になれているのかを確認し、そうでないなら一歩ずつ近づくように焦らず進んでいくことが、相応しい場に安定して立つ自分に会える開運法となります。

まとめ


自分が目指している人生の頂点とは何なのか。天職とも言える仕事に出会えるのかなど、10ハウスが答えをくれる悩みは多岐に亘っています。10ハウスに入る天体から1人で考えていくのも良いですが、天体のアスペクトなども無視するわけにはいきません。せっかく天体が指し示す、向いているという仕事を見つけても、天体の行動(アスペクト)いかんによっては解釈が変わってくる可能性があるのです。しかも日々の仕事をこなすだけで精一杯、あるいは仕事さえ見つかっていないというあなたなら、プロの鑑定師にホロスコープを読み解いてもらった方が、間違うことなく正解に辿り着ける早道となります。

「彌彌告(みみこ)の占い|ホロスコープ」では、あなたの生年月日からホロスコープを作成することで、10ハウスだけではなく、もっと詳しくあなたの運勢や持って生まれた才能、好きな人との相性を占うこともできます。自分について理解を深めることで、今までの不安や悩みに答えが見つかったり、これからの行動の道しるべになるような発見があるでしょう。自分を知ることが、満足のいく日々を送る手助けになります。先生が監修している占いが、以下のリンクから今すぐ無料鑑定ができます!気になる方は、まずは無料で占ってみては?