彌彌告が占う
2025年下半期の運勢

2025年下半期も、引き続き大きな変化や新しい動きのあるエネルギーに包まれた時期となりそうです。まず、6月10日からは、幸運や発展をもたらすといわれる木星が蟹座（かに座）へと移ります。この影響で、社会全体のムードは、外へ広がる流れから、内面を豊かにしたり、知識や技術、情報をじっくり蓄えたり、身近な土台を大切にする方向へと移っていくでしょう。例えば、まだあまり知られていない分野や、専門的な学び、丁寧な情報収集などが、より大切になってきそうです。

さらに、7月7日からは、変化や改革をもたらす天王星が双子座へ入ります。この動きは、コミュニケーションや情報のやり取り、交通や教育といった分野に、新しい変化をもたらすでしょう。新しい技術がどんどん取り入れられる一方で、情報が本当かどうかをしっかり見極める力が、ますます大切になってきます。社会の仕組みの変化をうながす土星と海王星の影響もあり、少し落ち着かない状況の中で、新しい考え方や価値観が探られていくことになりそうです。未来に向けて準備をしたり、変化に合わせていく力が、この半年を過ごす上で大切なポイントになるでしょう。

2025年下半期の開運行動としては、自分の内面を満たし、新しい情報に上手に対応していく力を養うことが大切になりそうです。6月10日からは、木星が「心」や「居場所」をテーマにする蟹座（かに座）に入る時期なので、ご家族や親しい方々とのつながりを大切にしたり、心が安らぐような場所づくりを意識すると運気アップにつながります。自分の気持ちに素直に向き合って、心をいたわったり、リラックスする時間を持つのも大切です。また、知識やスキル、経験といった「自分の内側の豊かさ」をコツコツと積み重ねていく学びも、運気を優しくサポートしてくれるでしょう。

7月7日からは天王星が「情報」や「コミュニケーション」をテーマにする双子座に移ります。新しい情報や技術などには、少し意識を向けて、気軽に触れてみるのがおすすめです。今までの考え方にこだわりすぎず、いろいろな方との交流を通して、新しい見方や考え方を受け入れてみる、そんな柔らかさが大切になってきます。変化を怖がらずに、自分の心の世界と、外の世界の両方に目を向けて、上手にバランスをとっていくことが、幸運への道しるべとなるでしょう。

2025年下半期の運勢をホロスコープで占うには、まずはその期間のトランジットチャートの天体の動きを見ます。これは、日々刻々と変化する実際の惑星配置を示したホロスコープです。このトランジットチャートでは、特に社会全体のムードに影響を与える木星や天王星のようなゆっくり動く惑星の配置を確認します。

さらに、個人の運勢を具体的に読み解くには、このトランジットチャートとあなたのネイタルチャート（生まれた瞬間の天体配置図）を重ね合わせることで、木星や天王星がどの「ハウス」を通過し、ネイタルチャートのどの惑星とどのような「アスペクト」を形成するかを見ていきます。例えば、トランジットチャートの木星があなたのネイタルの4ハウス（家庭）に入れば「家庭生活に幸運や発展が期待できる」というように読み解くことができます。